2013/07/23

箱の浦 月曜日の海水浴 器展 on google map

My sea bathing on Monday at Hakonoura 
 
 
 
午後3時、うだるような暑さでも雲が多いこの日、
 
水着の上にワンピースを着て、
 
タオルやゴーグルを入れたいつもの海水浴のためのバックのほかに、
 
今日は器を詰めた茶色いバックを持って、海に向かって坂を降ります。
 
 
 
 
 
 
 
箱の浦団地には蟹が居ます。
 
この坂道や団地の下の方、竹林の中等、地下水が染み出している場所に居て、
 
庭先や道を横切ります。
 
 
 
 
 

 
 
家から5分。
 
箱の浦に引っ越してからは週2回の海水浴。
 
 
 
 
 
波打ち際で海水に体を浸しながら関節を伸ばしをします。
 

 
 
 
頭まで浸して泳いでいる女子が珍しいらしく、
 
からかわれることが時々あります。
 
 
だいたいは3~5人づれの高校生や20代前半の男性で、
 
遊園地で一人で遊ぶ人を見るようで心底不思議そうです。
 
「楽しいですか?」
 
と聞かれたこともあります。
 
 
私のは文字どおりの海水浴で、
 
寒い日、疲れた体で湯気と硫黄の香りの立つ温泉を求めるように、
 
暑かった一日の終わりに冷たい海水に身を浸して、
 
光の熱や流れる汗を気にせず体を思いっきり動かします。
 
 

 
 
 
「楽しいですか?」
 
の答えは
 
「気持ちが良いです。」
 
 
 
 
 
 
 


取り鉢 bowl W132 H51mm                  Map
 
 
 
ナンパ待ちだと思われるのが嫌で、
 
 
砂浜に上がって休憩することは少ないです。
 
 
浅瀬に座りこんである一角を見つめたり、

力を抜いて浮かぶことで呼吸を整えたら

すぐ沖に泳ぎだすので、
 
 
一時間ほどでヘトヘトになってしまいます。
 
 
 
 
 
この一角だけはいつも静かです。
 
 
 
 
 
 
4時時半、塩だらけの髪をごしごしとバスタオルで拭き、
 
軽く結いなおして海の家に向かいます。



 
 


 
 
 
 
 
午後4時にバーベキューコーナー撤収の勧告がアナウンスされ、
 
午後5時に駐車場の閉門を告げるアナウンスが繰り返し告げられ、
 
やっと人々が帰っていきます。
 
 
海の家がかたづけはじめる5時前になると
 
ビールを持って自転車を停めた場所まで歩いていきます。
 
 
 
けだるい足にアルコールが回って、心地よさの中で、
 
坂をゆっくり登っていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 


Aiko Sanogawaya aiko.wheel@gmail.com