2017/12/19

蔵のカフェむくのき 佐ノ川谷愛子 器展

泉佐野駅を降りて海に向かって行くとシャッター通りの商店街…の時代はもう過ぎて、
半分はもうマンションや分譲住宅に開発されています。

その先にマンションも建てられないほど細い路地が入り組んだ古い町並みがあり、
たくさんの古い蔵が残る佐野街場があります。

 
 
 

ほとんどの蔵が取り壊されたり朽ちていく中、

あちこちでリノベーションに適した蔵を探していたKご夫婦に見つけてもらえた、

大きなむくの木のある質屋さんの蔵。

 



「蔵のカフェ むくのき 」として2年前にオープン。
佐ノ川谷藍子の器も活躍しています。
 






 
チョット急な階段を登った二階に上がると… 

 
 
 

太い梁がむき出しになっています。

ベトナムやアフリカなど
海外赴任生活が長かったK夫妻が現地で見つけた
独特な装飾の家具や不思議な椅子に器を並べ、


 
 
美しく丁寧に織り込まれた織物や
動物の染め模様の敷物をお借りしました。
 

雲柄と藁灰釉のたわみ鉢

一年ぶり二回目の展示。

ママさんのベトナム&アフリカ話が楽しい!
 
フォーを日本で食べたい時どうするかという話や、


 
 
看板メニューの「ココナッツミルクのバナナケーキ」の話。

ベトナムの市場で普通に売られていて食べ慣れていたそうですが、ベトナムでは料理を家で作る習慣が無く、日本に帰ってきて作り方を覚えたいきさつ。
 
 
 
 
 
アフリカのバオバブの木の話。
 
バオバブの実や硬い殻で作った蓋ものを触らせてもらって(短い毛が生えてる!)、「The African Baobab」という本を見せてもらいました。
 
 
 
 
 
バオバブの実で作られた小動物用の罠や幹の空洞を利用した祠や
 
 
バオバブヒーリングの儀式の写真が面白い!
 
 

むくのきさんではスーパーフードの実や
葉を使ったバオバブクッキーも売っています☆

陶ボタンの押しピン

たくさんのお客さんにも恵まれ、
多くの方がゆっくり時間を過ごしてから帰られるのも嬉しかったです。

そんな良い時間のある場所。

あじさいスープカップ
 
寒波が訪れたこの週、
お店のシンボルツリーのむくの木は葉っぱがほとんど落ちました。


 
マスターが毎朝器を並べるテラスや
木々の間の落ち葉を丁寧に拾ってくれていました。
 
 
 
 
むくの木はサッパリした様子で
春の準備に入りましたが、
 
 
マグとお皿 マドラーのセット(雲柄)
 
もう一本の大木、クロガネモチの木は青々として淡い冬の陽を集めていました。
 
 
 
 
 
◯蔵のカフェ むくのき

営業日 木 金 土 日
11:00〜17:00

 
 
 
 
 
 

2017/12/05

flour bee* cafe 佐ノ川谷藍子 器展



秋は芸術と相性の良い季節。

お気に入りの博物館や遺跡でも行きたい展示やイベントが目白押しで、器を作りながらなんとなくソワソワしています。
 
 
今年も秋の個展は毎年恒例のflour bee* cafeさん(大阪府泉佐野市りんくうタウン)で✨
 

 

 
泉州の新鮮な野菜や魚介を使ったメニューが豊富なフレンチスタイルのキッシュカフェ。

窓際の席でラテアートを施した綺麗なキャラメルラテを飲みながらお客さんを待ちます。
 


 
海からの風が気持ちいいテラスに
たくさんの器を並べました。


藁灰釉と青い流れ 茶碗(雲柄)

 
テラスの空を映す青い茶碗。
 


山茶花の大皿 23.3cm
 

こちらはスタッフでもあるパテシエのtsubomiさんの作品「栗とカシスのモンブラン」✨
器と合わせて一枚の絵のようです

やはり自分には良い背景を描くような器づくりがしっくりきます。



青い縁のスープカップ(割高台)

 
スープやマグカップは
コーヒーやスープのベールが開いていく
だんだん飲み干すごとに現れる絵。

オリーブの葉っぱ模様 スープカップ
 
いろんなカタチと器が使われるシーンがあり、

選ぶのは一瞬、使うのはずっと。
 

 

 

 
お客さんに器の説明はしますが、
選ぶのを急かすことはありません。

 

 

 
キッチンに立つオーナーで野菜ソムリエのこずえさん。

flour bee* cafeでも主にデザートに
うちの器をずっとお使いいただいていますが、

そういうのはもうすっかり「こずえさんの器」になっています⬇︎


 
 写真はこずえさんのFacebookより

 
そのひとつ本棚のケーキ皿
インタビューなどで本棚を背景にする作家さんや教授先生、多いですよね。

そんな思いつきで作ったお皿の一枚はこのカフェでこずえさんのセンスの庭になっています。

 

 

 
今回の展示でも、たくさんの器が
これと選んでいただいて
誰かの食卓に食器棚に納まりました。

あちこちの食卓で、それぞれの日常の背景にある、使う人により添うような器になっていれば嬉しいです。