マグカップはカップと取っ手を別々に作り、細工しやすい乾き具合でくっつけます。
ひとつづつ、どの取っ手が合うかどうか比べながら、角度をつけ、手泥と言われる轆轤びきの際に出るきめ細かい泥を媒介にぴったりくっつけていきます。
小さなパーツも個性を持って、
これと合う、これと合わないということが出てきます。
絵付けに使う白は顔料ではなく、化粧品にも使われるまっ白い土を泥にしたものです。
ひとしごと終えてから、りんくうタウンにあるカフェ flour bee*に来ました。
窓際のテーブルでキッシュが焼けるのを待ちます。
このカフェのオーナー、野菜ソムリエの 山崎こず恵 さんが
以前ためしに「紅あずまのタルト」を載せてくださったちいさな長皿です。
「平たいお皿」の話になりました。
平たいお皿はキッシュやアイスクリームが滑らず、
無造作に乗せるだけで絵のようになります。
(sold out) Map
美味しいものは簡単に人を幸せにしてくれます。
そして紅茶の良い香りで洗われます。
flour bee* を出て、
佐野中学校の前の角を曲り、たくさんの学生を追い越すと、
旧道沿いにすこし視界が開ける場所がありました。
中学生のときの冬の耐寒マラソンのコースだった場所です。
コースから外れた、少し先まで行ってみます。
いつものコースを少し外れただけで、全く知らないところに出ます。
三叉路を右にそれ
細い道が入り組んだ先に川がありました。