年上の飲み友達が眼の検査をしました。
眼に検査用の薬剤を入れると
その日は運転ができないそうで、
器を積んだままの車を出して
待ち合わせの橋のたもとで待ちます。
市民病院、りんくう総合医療センター。
かばんにはいつも本か雑誌が入っています。
活字が好きだと
手持ち無沙汰な時間を持たずに生活することができます。
そういえばこの五体満足なおかげで
この大病院には今まで来たことがありません。
エントランスは贅沢な作りで、円形の吹き抜けがありました。
職場の近くまでお送りして、漁港の方に向かいます。
泉佐野漁港の造船会社のレーンの上です。
船底に塗られる赤い塗料が点々と広がっています。
埋め立て後ここにあった青空市場は移転しました。
今でも何年も潮にあらわれたあとのあるコンクリートを見ることができます。
漁港に続く道沿いにある老舗の数々が、
今は臨海線という広い広い道路の先になった
港の繁栄を忍ばせます。
湊の交差点の先には