泉佐野駅から海に向かって徒歩五分。
ここは細い路地が入り組んだここ佐野町場は地元でも有名な迷宮都市。
江戸時代には栄えた港とそこから荷揚げされた米を納めた米蔵や
豪商の邸宅とその蔵が立ち並んでいました。
当時、区画整備という概念はなかったようで…
家々を縫うように荷車が通るだけの細い道や
ありえないクランクが今も残るので、地元の人は車で入りたがりません💦
消防法的にアウトな場所も多いことから空き家が目立ち、
多くの立派な蔵もかなり傷んできています。
そんな中ひとつの蔵が救われました!
ぼんぼり柄のとんかつ皿 https://www.iichi.com/listing/item/1050354 |
オーナーご夫妻が旧街道の路地裏に見つけた二本の大木が前にある古い蔵、
取り壊しの話もあった蔵は昨年(2015年)
テラスのあるカフェになり、
私にコーヒーカップ制作の依頼が舞い込みました。
蔵の改装やカフェ計画を
蔵の改装やカフェ計画を
泉佐野から町おこしの面々のfacebookで
お~☆よかったよかったと
改装途中の写真をみていたところにお話しをいただきました(*^-^*)
たくさんのカップ&ソーサにシュガーポット、
ベトナムサンドとバナナケーキのためのお皿などを納めたのは去年の12月。
開店一周年の節目のこの冬、作品展の機会をいただきました。
オリーブの葉っぱ柄のスープカップ https://www.iichi.com/listing/item/1050366 |
ちょっと急な蔵らしい階段をあがった二階がメイン会場。
座って、膝の上で器を手にとっていただける場所ははじめてです。
屋根裏なミニ窓もとっても素敵✨
普段はベトナムやマラウイなど海外赴任が長かったご夫妻が集められた絵やタペストリー、工芸品などが飾られています。
布や椅子などはそのままお借りしました✨
ご夫妻、うちの器と展示のことを
いっぱい宣伝していただいていたらしく、
マスターご夫妻のここに転居前のご近所さんもたくさんみえられて、
(蔵の横におうちを建てられました✨)
佐野町場の町おこしの面々も町あるきのコースに寄ってくれたりと、
コーヒーを片手にゆっくり見ていただけました。
展示の終わりには一杯のコーヒー。
ママさんとのおしゃべりも楽しい展示でした。
何気なくもう会話のなかで次回の展示も決定!
再来年の同じ時期です☆三周年
迷宮都市と言いましたが広めの道から比較的入ってすぐ、
ママさんも普通車で毎朝焼きたての美味しいパンを仕入れに
出たり入ったりされていますので、
ぜひお立ち寄りくださいm(_ _)m
最近は日曜日も営業されているようです⇩
【蔵のカフェ むくのき 】
大阪府泉佐野市本町3-8
駐車場7台あり
大阪府泉佐野市本町3-8
駐車場7台あり
facebook ページ https://www.facebook.com/mukunoki2015/